仕事/勉強の整えかた

未就学児3人を育てながら1年間で国家資格2つと民間資格1つを取得したときの、スケジュールの立てかた

私は第三子育休中の1年間で資格を4つ受験しました。ひとつは残念ながら不合格でしたが、ほかの3つは合格しました。

どうやって時間をやりくりしたのか、成功の秘訣は何だったのか、5つの項目を振り返ってみたいと思います。

 

年間スケジュールを立てる

まず、2月頃に翌年度の年間スケジュールを立てました。

  • 4月 第1種衛生管理者
  • 8月 社会保険労務士
  • 9月 FP2級
  • 1月 簿記2級

ざっとこんな感じです。

TODOリストをスケジュールに落とし込む

受験したい資格が決まったら、次はスケジュールの細部を詰めていきます。

このプランニングで合否の半分は決まると言っても過言ではないと思っています。

  1. 試験日、試験時間
  2. 受験資格がある場合は、証明書の取り寄せ
  3. 出願方法(WEB申請か紙申請か)
  4. 紙出願の場合は、願書の取り寄せ期間
  5. 紙出願の場合は、願書提出期間と消印有効期日
  6. WEB申請の場合は、申し込み期限の日付と時刻
  7. 受験料と支払い方法、支払期日
  8. 申し込み後の受験地変更の可否とその申請期日
  9. 合否発表日
  10. 試験日までの日数

そのほかにも確認したいことがあれば調べて、TODOを時系列にスケジュールに落とし込んでいきます。

このとき使うスケジュール管理は、一般的なマンスリーやウィークリーよりもガントチャートがオススメです

必要な勉強時間の詳細を割り出す

3つ目にやることは、”時間”のプランニングをすることです。

合格に必要な勉強時間総数を調べて、一日あたりに必要な勉強時間を割り出します。

例① : FP2級

FP2級の場合、必要な勉強時間は150〜300時間必要だと言われています。

4ヶ月(ひと月30日換算)で勉強しようとすると、

150h ÷ 120days = 1.25h

一日あたり、1時間15分の勉強時間が必要となります。

これなら朝30分、昼休憩15分、夜30分でクリアできます。

例② : 社会保険労務士

社労士に必要な勉強時間は1000時間と言われています。

これを8ヶ月(ひと月30日換算)で準備をするなら、

1000h ÷ 240days = 4.17h

およそ4時間10分の勉強が必要だと分かります。

一日一時間ならまだしも、一日4時間となると結構キツイ。

このレベルになると、生活習慣の見直しから必要になります。

例③:司法書士

私は受験していませんが、参考として。

司法書士合格には3000時間が必要と言われています。

1年半(ひと月30日換算)の準備期間があったとしても

3000h ÷ 540days = 5.6h

一日5時間半以上の勉強が必要です…。

ちなみに、2年だとしても一日あたり4時間です。

一日あたりの勉強量を決める

4つ目にすることは、一日あたりの教材の配分を決めることです。

これがめちゃくちゃ大事です。

  1. 一日あたり何ページ進めることができるか?
  2. 何日あればこの教材を1周できるか?
  3. 合格まで何冊の教材が必要か?

教材を購入するときは、この3つを念頭に選んでください。

例:200問ある問題集を2ヶ月で3周したい

(200問×3)÷ 60days = 10問

このケースだと1日10問進めばOK、となります。

教材は、テキスト・問題集・模試・過去問の4種類から構成されていることがほとんどです。

どの資格でも、テキストを1冊読めば終わりということはなく、問題集を3周くらい繰り返したり、過去問は完璧になるまで解いたり、直前期に模試を受けたりします。

必要な勉強量と、実際に自分が勉強に使える時間とを天秤にかけて、自分がきつくない程度でスケジュールを組みましょう。

諦めず、でも修正に寛容であれ

1から4を実践して、スケジュールが組まれたとします。

でもいざ実行すると、難しくて時間がかかったり、体調を崩して勉強できない日が続いたり、気持ちが折れかけたり。

そんなこと当然です。社会人なら尚更。

自分を責めずに、プランを修正して、省けるものは捨てて、1ページでも1問でも進めましょう!

プラン通りに進まなくても、最後に受かればいいんだから!

私も今も絶賛勉強中です。

一緒に合格しましょう!!

 

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